先日、日経新聞電子版に「日本橋高島屋で金融サービススタート」という記事があり、オープン当日に行ってみました。
決してお得な金融商品を案内してほしいとかではなく、単純に「百貨店が金融?」と少し驚いて行ってみることにしました。
はい、私自身が、最初に仕事に就いたのは、金融関係の相談窓口ですので興味があっただけです。まさに、投資信託を販売していました。(その後留学しました。)
高島屋フィナンシャルカウンターへ行く前は、「デパートで投信?」と否定的でしたが、帰りには高島屋って進化しているんだなあと活力になった話です。
場所は?
日本橋高島屋s.c本館8階
エレベーターガールが、いまだ健在の日本橋高島屋本館。いつもはエスカレーターで上がっていきますが、8階だし時間もないので、エレベーターを使いました。エレベーターガールに慣れていないのでちょっと緊張しました!
8階に到着。店内マップをみて、やっとサービスカウンターにたどり着きました。エレベーターからは、ちょっと分かりにくい。
金融サービススタート初日ですから店内アナウンスもそればかりでしたが、カウンターにはお客様はいませんでした。
雰囲気は?
日本橋高島屋の雰囲気を活かした高級感がありシックな感じです。富裕層が安心して座っていられるような落ち着きがありながら、通路に接していて仕切りもないので開放的でもあります。
アドバイザーは?
IFA
独立系フィナンシャルアドバイザー
最初は、ちょっとだけ座ってみて話を聞いてみようと思っていたのですが、金融マンほぼ全員が通路近くで集まって社内ツアー(?)のような、店舗内確認をしていたので、遠慮しました。
相談するとしたら老後のライフプランです。
感想
コロナで主力の百貨店事業が苦戦を強いられて、金融業に挑むべく富裕層のお客様に金融サービスを提供するということだと思います。
お得意様を大切にしながらも、基本的に「攻め」の姿勢という印象です。
少し前、2018年9月に新館が出来ました。今までの日本橋高島屋のイメージとは少し違ったスタイリッシュな感じで、近くで働くサラリーマンやOLさんをターゲットにしたのかなと思います。
本館は基本的に変わらずで、お得意様向けの百貨店らしさが残っています。
ところが、今般コロナで百貨店自体がますます厳しい状況に追い込まれて、高島屋は今新しい業務への取り組みを試みています。コロナで自粛中のこの短い期間に、金融業進出を決めたのか前から決まっていたのかよく分かりませんが、タイミングよくスタートしました。
今後戦略通りに、富裕層のお客様が投資信託等を購入するのかは未知ですが、挑戦していることは事実であり新しい一歩を踏み出しました。近くにある三越と比較するとよく分かります。
自分の仕事や日々の生活に落とし込んでみると、新しいことへの挑戦は見習わないといけないと感じています。特にビジネスにおいては、多くの会社が今まさに踏ん張り時で、状況に応じて進化・変化を求められています。私が勤める会社も例外ではありません。
ちょうど、子供と「生き残る動物」の話が出て、「進化しない動物は、生き残らない。生き残れない」というフレーズが頭に残っていたから、より強く感じています。
日本橋高島屋のフィナンシャルサービスについて、というより高島屋のビジネス戦略の感想になってしまいましたが、実際行ってみて素直に感じたことです。
7月からは、積立で投資信託を購入すると高島屋カードにポイントが付与される等サービスがあります。
今度は、ライフプランについて相談してみようと思います。